TONOPS®スケジューラは、カスタマイズ性に優れ、現場の課題をワンストップで解決するソリューションです。製品の品種、数量、納期などの情報から、原料・資材の所要量計算と最適な生産リソースの割当までを自動で行い、効率の良い工程計画を立案します。多様な業種・業態に対応可能なスケジューラでお客様の細かいご要望にもカスタマイズ対応します。
課題1生産計画の作成・管理が大変
生産計画や資源負荷の調整など
熟練者頼みの属人化した業務を自動化
膨大な情報を分析する難易度の高い業務
最適なスケジュールを自動作成
生産計画を作成するには、生産ラインや日時、さらに段取り替え(食品ではアレルゲン食材の管理も含む)などの制約を踏まえ、膨大で複雑な情報を読み解かなければなりません。作業者は常に変化する状況にも対応し、自社製品ならではの特別な要件も考慮することが求められるため、難易度の高い業務と言えます。
こうした属人的な業務を自動化するのが、TONOPS®スケジューラです。受注情報などを入力するだけで、最も効率的な計画を自動で作成し提案します。ガントチャートや生産現場向けの配台計画表など、計画情報をさまざまな形式で表示できるので、誰もが一目で見やすい状況を作り出せます。
受注情報をもとに、人・物・設備などのリソースを加味した最適なスケジュールを自動作成。急な工程変更の処理や多品種生産にも対応します。計画に対する実績をガントチャート上に重ねて表示することで、工程の進捗を容易に把握できるようになります。
課題2予実入力が手動のため最新情報がつかめない
予実情報を自動的に取得・更新
状況をリアルタイムに可視化
散在する情報を人手で集約
- 作業者は現場を離れられないため、いったん紙に記入し機械が止まってからまとめて入力する必要がある
- 入力端末の順番待ち時間が生じる
- 普段からシステムに触れる機会が少ない作業者にとって、システム画面が見づらく入力に時間がかかり、遅滞につながる
- 情報更新が1日に数回とリアルタイム性がなく、状況把握と計画変更がスムーズに進まない
システム連携により自動的に情報収集
- タブレット入力で、常に現場から最新情報を更新できる
- 機器と連携して自動的に実績を収集できる
- 必要個数の端末を導入することで、遅滞減少やストレス軽減に貢献
- 見やすく入力しやすいUI
- リアルタイムな情報更新で、状況把握や計画変更などにおける利便性が劇的に向上
生産現場は常に稼働しているため、実績入力をするにも持ち場を離れられない状況が多々あります。進捗確認や予実管理に必要な情報を更新できないと、正確な状況に基づく判断ができない状態に陥りがちです。TONOPS®スケジューラの導入時には、これらの課題を一つずつ丁寧に解消していきます。現場作業を省力化することで業務に専念できるようになるだけでなく、情報のリアルタイム性を確保できることで常に状況を把握し、計画変更にもスムーズに対応できるようになります。
課題3部分的なシステム化でデータ連携が煩雑
自由度の高いセミパッケージ
業務を一元化&シームレスに管理
システム連携の不備
他のシステムと連携し負荷を削減
最適な生産計画の立案・修正に不可欠なのが、リアルタイムでの情報共有です。しかし、リアルタイム性を確保するには、必要な情報がシステム間で連携されなければなりません。TONOPS®スケジューラは自由度の高いセミパッケージ方式であることから、既存システムとの連携も可能で、導入後のスムーズな業務運営を実現します。